PROGOS

PROGOSの詳細

PROGOS®(プロゴス)の提供形態

PROGOS®(プロゴス)はテストとしてのご提供と、テストシステムとしてのご提供の2パターンあります。詳しくは弊社までお問い合わせください。

テスト構成について

オープンクエスチョン形式で、20分で完結するビジネス英語スピーキングテストです。

Part 1Interview(インタビュー)
一問一答形式。英語の問いに対しそれぞれ20秒以内に答えます。
回答の的確さと質全般を評価します。
設問数:10問
準備時間:なし
回答時間:各20秒
Part 2Reading Aloud(音読)
表示された文章を発話します。文章表示から発話を繰り返します。
聞き手がわかるように発音できているかを評価します。
設問数:8問
準備時間:なし
回答時間:各10秒
Part 3Presentation(プレゼンテーション)
与えられたトピックについて話します。提示された条件を満たす必要があります。
長めの説明をどのように行うかを評価します。
設問数:1問
準備時間:40秒
回答時間:60秒
Part 4Graphics Presentation(グラフ・図を用いたプレゼンテーション)
グラフや図が示すものについて説明します。
事実提示説明の質を、グラフや図の説明を通して評価します。
設問数:1問
準備時間:40秒
回答時間:60秒
Part 5Communication Activity(ロールプレイ)
与えられたトピックに関連したいくつかの会話のやりとりを行います。
一方的な発話ではなく、やりとりの発生する場での発話を評価します。
設問数:1問 (関連質問含む)
準備時間:40秒
回答時間:各回答につき30秒

サンプル問題を見る

テストの評価方法とフィードバック内容

グローバルスタンダードであるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づき採点評価しています。採点は、当社の厳正なる認定を受けた採点者によって下記の項目に沿って算出します。
各タスクに対する「達成度」、質問に対してどの程度回答となり得ているか、回答の正しさ、回答の充分さから採点しています。

総合評価 (CEFR - Jレベル)

タスクアチーブメントTask Achievement

  • コミュニケーションの目的を果たせているか?
  • 聞かれたことにきちんと十分に答えられているか?
指標別評価 (CEFRレベル)
  • 表現の幅Range

    使える文法・構文
    語彙・フレーズの量

  • 正確さAccuracy

    文法・語法を
    どの程度正しく使えるか

  • 流暢さFluency

    英語がどの程度
    スムーズに発話できるか

  • やりとりInteraction

    会話の開始・終了・維持、
    意図する方向への意思表示

  • 一貫性Coherence

    筋道の通った話し方の順序、
    言語選択

  • 音韻Phonology

    発音・イントネーション・抑揚が
    どの程度正しいか

評価指標のCEFRについての詳細はこちら

また評価フィードバック内容には以下が含まれております。
・該当CEFRレベルのCanDo定義
・ CEFRでの1レベルアップの為の一般的なフィードバックと実現させる為の具体的な学習アドバイス
フィードバックシートの例:

フィードバックシートサンプル画像フィードバックシートサンプル画像

総合評価

CEFR準拠(CEFR-J) レベルにて評価

指標別評価

CEFRが定義する6つの発話の質による評価項目に分けた評価

  • arrow_right_alt該当CEFRレベルのCanDo定義
  • arrow_right_altCEFRでの1レベルアップの為の一般的なフィードバック(次のCEFRレベルのCanDo定義)
  • arrow_right_alt②を実現させる為の具体的な学習アドバイス

PROGOS®手動採点版の監修者

テスト設計からテスト・タスク実装などの助言を担当

東京外国語大学 総合国際学研究院 教授 投野由紀夫氏

日本におけるCEFR研究の第一人者
東京外国語大学 総合国際学研究院 教授
投野 由紀夫氏

・CEFR-Jプロジェクト代表
・NHKラジオ「基礎英語3」講師
・NHK教育テレビ「100語でスタート!英会話」講師

監修者コメント

PROGOS®(プロゴス)は今までの語学試験にはあまりなかった、「学習成果を高めるための英語スピーキングテスト」です。
アセスメント結果はCEFR/CEFR-Jに対応しており、国際スタンダードであるCEFRでのレベルがわかり、また、CAN-DOに基づく詳細なレベルアップの為のフィードバックにより、次の学習を効果的・効率的にアドバイスしてくれるはずです。
このようなCEFRをしっかり研究して設計されたテストを定期的に受験して、適切な学習で弱点を補強すれば、より多くの、国際的な環境でお仕事をされる学習者の皆さんが短期間で効率的に英語を話す力を伸ばしていくことができるでしょう。

企画開発の最終段階の評価を担当

東京外国語大学 総合国際学研究院 教授 根岸雅史氏

日本における英語テスト理論の第一人者
東京外国語大学 総合国際学研究院 教授(注)
根岸 雅史氏

様々な大規模言語テストの開発および国の英語力調査に参加。
CEFR-J研究プロジェクトを投野氏とともに牽引し、特にCEFR-Jベースの言語テストを開発中
(注) 肩書は2022年4月時点のものです。

監修者コメント

PROGOS®(プロゴス)は、従来のスピーキングテストに比して、テスト項目の数が圧倒的に多く、そのため非常に高い信頼性を持つテストとなっています。
このテストの採点の高い信頼性を実現しているのが、採点システムと採点者のトレーニングです。
テストデータの分析結果から、テストの採点ロジックと実際のデータとの整合性を確認しました。
PROGOS®(プロゴス)は、ビジネス場面での英語使用の分析に基づいてテストがデザインされています。
そのテスト結果は、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)のレベルに関連づけられていて、Pre-A1からC1まで(自動採点の場合はB2 Highまで)測定することができます。
PROGOS®(プロゴス)は単にレベルを判定するだけでなく、様々な観点(流暢さ、一貫性、正確さ、やり取り、音韻)からの評価を行っています。
こうしたフィードバックは、受験者に今後の学習につながる具体的かつ最適な学習指針を提供してくれることでしょう。